(株)インテグラルはマツダのロータリースポーツ:RX-8用ガスハイブリッドシステムを完成させた。クルマとしての魅力満載のRX-8は、発売終了後の今でも多くのファンが存在し、休日などに海や山に乗り出し、軽快なドライビングを楽しんでいる。
しかし、燃費の悪さや故障の多さに困り果て、手放すユーザーも多い。特にエンジントラブルは、修理費が嵩む。これら両面の問題の解決策がガスハイブリッド化だ。
ガソリンと、オートガスと呼ばれるタクシー車両に使われているLPガスを運転状況に応じ、自動的に切換えながら走行するシステムだ。オートガス(※1)は1リッター80~90円。ガソリンより1リッター当たり50~60円安い。通勤利用も夢ではない。
更に、ロータリーエンジンとLPガスの相性が抜群で、より爽やかな吹き上がりが楽しめる。燃焼後、粒子状物質が殆ど出ない燃料であるため燃焼室内もクリーンに保てる。既にカーボンスラッジが出来てしまっている燃焼室であっても、徐々に浄化されていく。
ガソリンとLPガスの使い分けは、始動や40℃までの暖機、高負荷走行はガソリン。暖機後のアイドリングや市街地走行を価格の安いオートガスが担う。高速道路なども移動のための60~100Km/h
で走る通常走行であればオートガスだ。一方、急加速や急な登り坂、高速道路や山岳路の登りではガソリンが選ばれる。
RX-8に永く経済的に乗れるようガスハイブリッドシステムの装着をお勧めします。
インテグラルでは、10年以上RX-8をご愛用されているファンの方々のために、ボディーメンテナンス、エンジンオーバーホール、各部の整備などのサービスも準備しています。