ガスハイブリッドシステム

スペック・燃費性能
GHS構成部品
インテグラルのLPGハイブリッドシステムは部品すべてが日本製。万が一の場合も確実に対応できます。
GHSⅡ構成部品
構成部品ECUとインジェクションユニット
取付けイメージ
※車種によって異なります
ガスハイブリッドシステムとは

LPガスとガソリンの2つの燃料で走行できるようにする自動切換システム(ガスハイブリッドシステム=GHS)です。ガソリン車にインテグラルのガスハイブリッドシステムを装着すると、シーンに応じてガス(LPガス)とガソリンの2つの燃料を自動で切り替え、走行できるようになります。

LPG車とガソリン車の二酸化炭素排出量を比較してみると、2300ccクラスでは約8.7%、ハイブリッドタイプでは約8.0%程度、ガソリン車全体では約12%、LPG車の二酸化炭素排出量の方が少なくなっています。また、LPガスは、ブラックカーボンなどの浮遊性粒子状物質(SPM)の他にも、大気汚染の原因とされている窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)をほとんど排出しないため、特に都市部の自動車交通に因る大気汚染防止の最も現実的かつ容易な選択肢として、世界各地の都市でLPG車の導入が進められています。

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LPGはガソリンに比べ、1Lあたり4~5割の価格差があります。レギュラーガソリンの燃料費で換算すると、10k/Lの燃料代で15km程度の走行が可能です。
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LPGハイブリッドでは、CO2の排出量が12%削減できる画期的なシステムです。CO2削減に賛同し、真剣に取り組まれている企業に注目されています。
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LPGタンクはガソリンタンクに比べて非常に頑丈に作られています。事故による衝突等でLPGタンクが破損し火災になる事例はガソリン車に比べ極めて稀です。
堅牢なLPGガスボンベ、万一の事故でもガソリンタンクより安全!
インテグラルシステムは主要部品のほぼ全てが純国産、安心感が違います

国産タクシーなどのLPGシステムは大手カーメーカーとその提携先により様々な試験と改良が成され、精度や耐久性を向上させています。海外から輸入された市販品が販売取付されていますが、日本の気候や燃料の種類、求められる品質基準には程遠く、難しい選択肢となっています。 弊社はカーメーカー・自動車部品メーカー・サーキットレースなどの出身者で構成されるエキスパート集団で、設計・開発においてはカーメーカーに劣らない技術力を有しています。主要部品、特に材料やワイヤリング、センサー類など国内のトップメーカーに依頼し製作しています。

災害時にも活躍するLPガス
東日本大震災でも実証された災害に強いLPG

東日本大震災などの大災害では、ガソリンや軽油が不足する中、LPガスを燃料とするタクシーやトラック、業務用車両がが活躍し、電気や都市ガスが機能しない環境の中、被災地での人命救助、支援物資の輸送に役立ちました。

インテグラルガスハイブリッド装置の特徴

1.長年、国内自動車メーカーで設計開発をしていたスタッフにより設計開発、製造されているため、日本の風土、使い勝手に合った製品となっています。寒暖差の激しい日本では、各部品には高い耐食性や熱害対策が必要で、欧州製などとは比較になりません。
2.構成部品のほとんどが純国産、日立、デンソー、ケーヒンなどの信頼性・耐久性の優れた高性能部品を採用しています。
3.国産部品の採用により、海外輸入先の都合で補修部品の入手困難などになることはありません。
4.安心の5年10万キロ修理保証。(軽自動車は、3年3万キロ)

オートガスのメリット

・価格の安さ。
・価格の安定性 輸入先の85%が北米 情勢の不安定な中東産ガソリンと異なります。
・低公害性 蒸発ガスの発散がなく、有害排気成分がほとんど出ない。
2035年以降もe-FUEL-LPGで持続可能。

オートガスのデメリット

・スタンド数がガソリンスタンドに較べ少ない。
・夜間、営業していないスタンドがある。
・LPG装置の取付に費用がかかる。
・プラグの定期交換が必要になる。
・新車に付いている減税メリットが受けられない。